about You 「あなたについて」一緒に考えます

成長と挑戦を可視化して、自己実現を市場化するメディアづくりに挑みます

「あなたが社会に届く」プロセスの創造

3月下旬から部品として認めた原稿を

区切りごとに投下してきましたが、

現状をどう翻訳するかを試みたものでした。

個人作業で、順番を並び替えたり、

過去の原稿を編集するなどして

ボリュームの確認をしたところです。

ここまでは「整理」にしか過ぎずでしたが、

やっと「創造」のパートに辿りつきました。

 

整理は体裁を整えるだけで良いですが、

創造はそれまで掴んだ学びや気づきを

編集するところに難しさがあります。

 

もっと編集が上手い人は居るかもしれませんが、

オリジナリティが保たれるかは別の話です。

 

最近はウイルスに関する話題に占められています。

細やかなオリジナリティがあるものにも癒されますが、

次の社会がウイルスに限定したものではなく、

もともとある、または持っている価値が

見直されることにつながればと感じます。

 

ここから創造の話を書き込みました。

部品としての投下なので、

一部に引っかかりがあったとしても

そのまま読み進めてみてください。

 

評価し合う社会の次の社会とは

ここまで、私たちを取り巻く情勢と、

私たちに永くインストールされているやり方と、

私たちが抱えているジレンマについて

非常に長いガイドをしてきました。

 

 取巻く情勢とは、

  モデル無き社会と壊滅的な生産性であり、

 インストールされたやり方とは、

  過去を評価し合うやり方であり、

 抱えているジレンマとは、

  効能と限界のことでした。

 

この3つに同時に手を掛けるやり方を

思いつき、提起し、展開しようと思う人は居ません。

何故なら、人生が違うからです。

私自身も、たとえば地元の地方公務員として

同じところに永く所属し勤務していたとしたら、

そもそも思いつくキッカケもなかったでしょう。

 

2020年の今、組織の外側に居るからこそ、

このようにまとめることに挑むことが出来ました。

 

ここから、

「現状を打破する」アイデア

に話が及びます。

 

about Youは、一人ひとりが抱く

自己実現の気持ちと価値を解放することに挑む

変化を担うメディアです。

自己実現の気持ちとは、

挑戦と成長が始まりであることから、

一人ひとりが創造する挑戦と成長を

大切に取り扱うことが欠かせません。

 

そして、自分の内面だけに留めていた

自己実現の気持ちを、

他者やビジネスや社会に、

自らの生き方である使いみちとして

届けることを試みます。

 

それは、過去をお互いに評価し合うやり方を

塗り替えるやり方として

展開しようと挑んでいます。名付けて、

 

「個性を届け合うやり方」です。

 

過去を評価し合うやり方が

インストールされている社会を

「評価し合う社会」と仮に名付けた時、

個性を届け合うやり方が

インストールされている社会を

 

「個性を届け合う社会」

と名付けます。

 

 

個性を届け合う社会とは

私は政治家ではありませんし、

最初から「個性を届け合う社会を創ろう」

と呼びかけていたわけではありません。

 

ただ、自らが抱えている「アンマッチ」

を克服するにはどうしたらよいか

を見つめただけでした。

 

「アンマッチ」とは、

過去と現在と未来が

一致しないことです。

 

自らの力不足だけが原因だとしたら、

自らの資質に肉付けをすることに

集中すれば良いかもしれませんが、

過去の延長線上でしか

評価されない数々の仕組みに、

未来に向かってのあなたの挑戦と成長を

乗せることは非常に困難です。

単にシステムがないに留まらず、

その挑戦を受け止め、

成長を促すヒトが居ないからです。

 

先に載せた「教育と社会」において、

あなたの抱く価値と人生の目標を

共に解き明かす「教師」はいないことを

書き込みましたが、

教育と社会はつながっている、

または社会の中に教育の業界があることから、

教師がいないのと同様に

私たちがそのように育てられていないことから

 

あなたの抱く価値と

人生の目標を共に解き明かす

「ヒト」も居ません。

 

「個性を届け合う社会」については、

私自身がもともとの理想像を

抱いているものではなく、

 

ないものをあるように

創造することに挑む社会

 

として編み出すものです。

 

たくさんの項目をリスト化できればよいですが、

評価し合う社会にないことから

創造することに挑むのは下の2つです。

 

プロセス と ヒト

 

私が評論家に留まることにしていたら、

もっと要素をリスト化したかもしれませんが、

このテキストは評論ではなく、

私が編み出そうとしているものをまとめています。

 

そのプロセスとは

 「あなたを社会に届ける」プロセスであり、

ヒトとは

 「次の一手を編み出せる」ヒトです。

 

「個性を届け合う社会」とは、

 ・「あなたを社会に届ける」

  プロセスがあり、

 ・「次の一手を編み出せる」

  ヒトを輩出する社会

のことです。

 

評価し合う社会に欠けているもの

「評価し合う社会」では、

一人ひとりの手と力が

創造の行為の矛先とソサイエティに届きません。

その理由は、様々な仕組みが抱えている

効能と限界というジレンマが複雑に絡む

「変わらない」という仕組み

私たちが置かれているからです。

 

「個性を届け合う社会」には、

評価し合う社会に「ないもの」

配置する必要があると考えます。それは、

 

一人ひとりをソサイエティ

に届けるプロセスです。

 

既に、様々なSNSがプロセスを

実現しているではないかと

感じている方も居ると思います。

しかし、そのSNSは、

あなたの自己実現

関心があるわけではないので、

連絡の道具の一つであり、

情報を垂れ流すに留まっています。

 

たとえば、Facebookでは、

タイムラインに友だちの投稿が表示されます。

中には非常に有用な情報が

含まれているかもしれませんが、

その投稿に友だちが抱く

自己実現の気持ちが表れているかというと

特にそこまで表れているわけではありません。

そして、友だちの数により

手元に届く情報自体の数が違い、

今は友だちでも後で友だちでなくなることも

あることから柔軟であることも確かですが、

不安定であることも事実です。

 

投稿自体も、それぞれの載せたい一言や

一日の報告やある出来事についての

感想が多いので、友だちの「関心」は分かります。

友だちの関心とあなたが抱く関心が

同じであれば良いですが、

所属や人生が違うことから

あなたの関心と同じであるとは限りません。

 

SNSには、一人ひとりを

ソサイエティに届けるプロセスはなく、

「個性を届け合うやり方」の造り手

または担い手ではありません。

 

それどころか、私たちを取り巻く

情勢の一つであるモデルなき社会にある

不安と不満のひとつ「あふれる情報」を

垂れ流すことに加担している

協力者の一人となっています。

道具を使う人が間違っていることから、

道具に本来罪はありませんが、

 

SNSが100年あっても

「評価し合う」社会が

変わることはありません。

 

 

次の社会におけるabout Youの役割

about Youは、あなたを社会に届けるプロセス

として設計を試みるメディアであり、

構想をはじめた2017年から2020年の今に至るまで、

手作りで行う場づくりと働きかけに留まっていますが、

SNSとは趣が異なるシステムを

設計し建築することを目指しています。

 

次の一手を編み出せる」ヒトを輩出するには、

単なる教科に留まるものではなく、

「あなたは何によって憶えられたいか」

という生き甲斐に辿り着くような

個人とビジネスとソサイエティを

結びつける出会いと学びの体系を

通過することを提起します。

その体系を、about Youでは

「Lessons」と名付けています。

 

about Youが「個性を届け合う社会」と

名付けた次の社会において、

これから担おうとする役割を

個人とビジネスとソサイエティに

切り分けて3つ掲げます。

 

まず、一人ひとりについては

 一人ひとりが抱く価値

 を解放する役割を担い、

ビジネスについては、

 従事者の個性の活性化と

 未来の顧客の獲得に

 貢献する役割を担い、

ソサイエティについては

 領域を横たわる

 変革すべきテーマに

 共に挑む役割を担います。

 

3つの役割をどのように担うのかについては、

about Youの各メニューを通して

実験的に進めようとしていることから、

後述となります。(項目了)