about You 「あなたについて」一緒に考えます

成長と挑戦を可視化して、自己実現を市場化するメディアづくりに挑みます

平家物語

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こんばんは。

最近は、about YouのHPを、ホームページサービスを
ベースに作成している途中です。

facebookの過去投稿に、ページの案内はしているので、
工事中のものを見ることはできます。
誰かにwatchされているわけではないので、
そのまま工事確認用として公開しています。

工事がひと段落したら、改めて
「公開」扱いにはしたいと思っています。

ブログは、間延びしないためにも役に立つか
立たないかの境目のものをしたためます。

さて、「平家物語」と題打ってます。
2012年のNHK大河ドラマは「平清盛」でした。
私は、50回通しで見ました。
大河ドラマは、戦国と明治を繰り返していたので
平安をするのが新鮮というのが、見た理由です。

私は、浪人時代に吉川英治の「平家物語」16巻を
読破したことがあります。
後に、早稲田大学の古典の問題がその一節から
出題され、いわゆる「ヤマに当たった」ことから
中学校、高校で偏差値が一番高いという評価になっています。
違います。「ヤマが当たった」んです。

さて、小説の平家物語は、
盛者必衰の物語であることから
武家で最初の太政大臣になった清盛の死後、
歴史の結果を知っている通り、西へ西へ落ち延びていく
平家が滅する様を見るわけです…
熱病で意識が遠くに遠くに昇華し、
清盛が亡くなっていくのですが、
涙を流したことを覚えています。

過去、平家物語を読破したことから
ドラマではどのように描かれるか楽しみに
平清盛」を観ました。
低い視聴率は気にならず、完走しました。

いくつか鮮明に覚えているセリフ/場面です。

鳥羽法皇⇒清盛)
 そちこそが神輿を射ぬいた矢そのもの
 世に報いられた一本の鋭き矢じゃ。
北条政子幽閉時源頼朝
 昨日は変えられぬが、明日はいかようにも変えられる
 明日を変えるは今日ぞ!今この時ぞ!
清盛臨終時西行一人語り)
 うれしい時、楽しい時も、つらい時、苦しい時さえも。
 いついかなる時も、子供が遊ぶようにお手前は生きた。
 生き尽くした。お手前の生きてこられた平清盛の一生。
 まばゆいばかりの美しさにござりまする。
(第1話源頼朝ナレーション)
 平清盛なくして武士の世はなかった。
(最終話タイトル)
 遊びをせむとや生まれけむ。

そして、各場面を少し言い換えます。

①900年前、貴族政治から武家政治へ
 世を大きく変えた人物がいた。
 ⇒現代において、個は世を変える「矢」を放てるか。
②ビジョンを持った瞬間、自分の有り様は変わる。
③人の生には、例外なくやり残したこと、
 果たせなかった思い、無念がある。
 されど、皆に等しく訪れるのが死・・・
 それゆえにこそ。人は命尽きるまで、存分に生きる。
④存分に生きたからこそ、
 後の世に欠かせない存在として生き続ける。
⑤夢中で生きる。夢中で生きたい。

小説も、非常に読み応えあります。
ドラマもメッセージ性がありました。
特に①の場面は、三上博史演じる法皇
松山ケンイチ演じる身分違いの若武者との
静寂の中、差し違えるようなやり取り
鳥肌が立ちました。

悪役として描かれることが多い清盛、
私は好きなタイプです。

では、引き続き

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