about You 「あなたについて」一緒に考えます

成長と挑戦を可視化して、自己実現を市場化するメディアづくりに挑みます

未経験者が経験者に伍する3つのやり方

この項目は、未経験者が経験をしていないコトが理由で門前払いされる前提を

未経験者の実力を解き明かし、

未経験者に次の一手を編み出す力を肉付けすることで、

実力者が経験者に伍するプロセスを思案したものです。

(書きぶりとしては、前回投下した「未経験について」の続きとなります。

文脈が一部繋がらないと思った場合、遡ってご覧ください。

発行を検討している電子書籍の一部として執筆したものです。)

 

選考する側が、未経験者の実力を見極めるやり方

まず、未経験者が持つ実力を推し量るやり方として

既に用意されているテストを課することが挙げられます。

一般常識テストや、SPIが思い浮かびますが、

受験勉強の延長で解き方を知っているかいないか、

または処理スピードが速いか遅いかを確認することに留まります。

 

次に自らが準備したテストを課することも挙げられます。

確かに、良く準備されたものであれば実力を推し量ることが出来ます。

しかし、それはその方の実力の一面しか量れない可能性を持ちます。

 

実力とは、

 ・どこでも通用すること

 ・次の一手を編み出すこと

 ・他での経験から既に発揮されたもの

として捉えてみると、彼から一度聞いてみるしかありません。

 

「あなたの職務経歴を10分でプレゼンしてください」

とお題を投げかけ、彼が引き出した中身を見るのです。

 

この時間は10分、または15分程度で良いかと思いますが、

その後で、適切な補足をお互いにすることを勧めます。

プレゼンでは切り取って伝えている可能性があることから

気になるところは掘り下げ、肉付けすることで

その方の情報の切り取り方を確認することが出来るからです。

 

上手な方も居れば、下手な方も居るかもしれません。

about Youとしては、下手な方へのフォローをも考えるところですが

選考する側としては「加点評価」に留め、

良い傾向があれば取り上げることにします。

 

作法上は履歴書や職務経歴書が要るかもしれませんが

過去の羅列よりは肉付けされるはずです。

 

あなたが自らの職務経歴をプレゼンする側に立った場合、

過去を一度編集する必要が生じます。

私自身は、一度実際にお題を与えられて披露したことがあるので

自分なりにどうしたかという点はお伝えすることが出来ます。

しかし、相手によって何を伝えるかメッセージを変える必要があることから

私がその時どうしたかを書くことは、

ガイドではなくミスリードになる可能性もあります。

 

それでも、一つだけガイドらしいことを加えると、

 ・私を採用するメリット

 ・私を採用しないデメリット

をどこかで一枚書き込むことで、プレゼンらしくなると考えます。

 

そもそも一人ひとりが持つストーリーが違うはずなので、

あなたのものが素案レベルでもパワーポイントで送られてきたら

そこから、一緒に確認し考えるというやり方をお伝えします。

 

一人ひとりが「実力」をつけるやり方

次に、かなり広いテーマとなる項目に入ります。

 

切り出しが難しいところですが、ここでは未経験であることを

精通・熟練していない状態ではなく、他での経験が既にあるが、

故にその分野での経験をすることが出来なかったことと捉えています。

 

本当に未経験である場合は、

体験や情報をカラダに通過させるしかないので

それが出来る機会を獲得することが良いのですが、

 

ここでの問題提起は、

未経験者は経験者に劣るという前提の門前払いによって

新しい挑戦をしようと考えている方が

犠牲者となって増え続けていることにあります。

これは、「モデルなき社会」の中で

一人ひとりの力と手がソコに届かないという一場面です。

 

私は実力を身につける方法は

「提案を創ること」と絞ります。

前の項目で、実力のことを次の一手を編み出すこと」と指しましたが

次の一手」として挙げられる一つが「提案」です。

 

あなたが提案をするとき、あなたが既に何かを持っている、

あるいは手元にあるものを活用しようと持ち掛けることがあります。

しかし、それは用途が予め決まった上での

使い方を案内することに留まります。

 

その場合、提案という言葉を使うことは使いますが、

狭い意味の「御用聞き」に近い提案となります。

御用を聞くことが重要な仕事はたくさん存在し、

場面によっては有効ですが、実力が付くかは別となります。

 

では、どういった提案を試みるか。ここでは、

「変革すべきテーマを、

あなたならどう手に掛けるか」

とします。

 

「変革すべきテーマ」とは、多くの領域に横たわっています。

社会全体の中にあり、

業界を横たわる課題としてあり、

ひとつの業界に共通した課題があり、

組織全体を覆っているものがあり、

あらゆるシステムの中にあり、

部門・部署・職場とレベル問わずあり、

一人ひとりを取り巻く人間関係や、

あなた自身の心の中にもあります。

 

構造が単純なものもあれば、複雑な構造のものもあり、

難易度によって戸惑うものもありますが、

ここに、「あなたなら」という要素が入ります。

 

業務上行う提案の場合、自らに課せられた役割の話が登場するので、

必ずしも、100%自力で行うことが前提にならない場合もありますが、

「変革すべきテーマ」は、業務に絞るわけではないので、

自らが挑戦したい分野や領域に向かって挑戦することも許容します。

 

そこで、「あなたなら」という要素が出てくるのですが、

一人ひとりによって人生が違うので、

あるテーマについて関りが浅かったり

深かったり、自らに降りかかっているかのような焦りを感じたり、

その一方無関心だったりもします。

 

そうした違いがある中で、あなたがそのテーマを

何故「変革すべき」と考えるか切実に感じている理由や、

背景が必ずあるのではないかと見受けています。

 

それが、あなたが持つ「オリジナリティ」です。

他の誰にも真似が出来ないはずのものです。

便宜上言葉にしたり、まとめたりするときに

他の人が持つ情報を参考にし、借りることはあっても、

体験や経験があるからこそ、

あなたが取り掛かることにつながっているはずです。

 

あなたがあるテーマについて変革を考える時、

漠然でも明確でも、「変革後」をイメージしています。

 

しかし、未経験であるあなたが挑戦しようとするとき

変革が始まらないと「変革後」に何があるか分からないかもしれません。

小指の一本も掛からないところから変革を始めることもあるでしょう。

それでも「どう手を掛けるか」を見つける時、

あなたの実力は、一歩を踏み出したという点で磨かれるはずです。

 

あなたが、ある分野で未経験であっても、

自らの領域でこうした営みに携わったことがあれば、

about Youは、あなたの実力を翻訳し編集したいと思っています。

 

実力のある方も、今は未だ無いという方も
引き受けるやり方

ここまで、駆け足で未経験者は経験者に劣るという力関係を

未経験者は既に実力を備えるものであり、

経験者に伍し、凌駕するという力関係に転換することを考えてきました。

 

選考する側と選考される側、テーマの変革に挑戦するあなたに向けて

実力を見出し、引き出すことを意識して書き込みましたが、

ここまでは当事者への語りかけにしか過ぎません。

 

当事者だけに個別に語りかけようとしても、

お届けできる人と届かない人に分かれてしまうので

私は、about Youと名付けたメディアを通して

「プロセス」を興すことにします。

 

STEPは3つあります。

 STEP1. 未経験者が抱く「今の実力」を解き明かす。

 STEP2. 未経験者を「次の一手」が打てる実力者にするための
     出会いと学びの体系を提供する。

 STEP3. 未経験者が経験者に伍し、凌駕するために
     何が必要となるか情報を集め、
     「メニュー」を開発し提供する。

 

「あなたを社会に届ける出会いと学びの体系」Lessonsは、

このプロセスのSTEP2に含まれるアイデアとなります。

ただ、about Youは自己実現の気持ちを解放することに主眼を置くことから

ひたすらビジネス面を追求した体系ではなく、

一人ひとりとビジネスと社会を結びつける体系を前提にします。

 

このプロセスを簡略化すると、下図となります。

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未経験<経験者から、実力者>経験者への3STEP

STEP3のメニューは、メニューAからメニューZまで

何本あっても構わないと思っています。

 

思いつくものですが、セールス全般、セールスプロモーション

ブランディング、広報、インベストメント、

経理財務、経営企画、システム構築、ネットワーク構築、

ITコーディネーター、マネジメント、ファシリテーション

コンサルティングスキル、法務、M&A、人事・研修、

webコーディネート、エンターテイメント等のメニューを

Basic・Middle・Upperと難易度毎に10コマずつ準備したく思います。

 

仮にここまで装備出来れば、

選考する側には、彼が経験者にどこまで届いているか

目安を伝えることも可能です。

選考される側にも、順を追って武装できることを可能にできます。

メニューを複数用意出来ればできるほど、挑戦の選択肢が広がります。

メニューの提供を依頼する講師にも可能性を提案することが出来ます。

 

そして、自らの力と手が届かない歯がゆさを抱く方に、

門前払いではなく、挑戦と成長のプロセスを展開できます。

 

まだこの世に無いですが、このプロセスは

実力のある方も、今は未だ無いという方も

引き受けるやり方としてabout Youが興すことに挑むプロセスです。(項目了)